ワントーンコーデってよく聞くけれどいまいち何かよく分からない、難しそうだけど着こなす方法を知りたい、おしゃれ上級者なコーディネートにしたい、そんな思いはありませんか?
おしゃれなスタイリングに見せるポイントは統一感のある着こなしにすること。
一見難しそうなワントーンコーディネートも、コツさえ掴んでしまえば簡単におしゃれ上級者になることができますよ。
ワントーンコーデとは何か、簡単におしゃれ上級者な着こなしをするコツをご紹介します。
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ワントーンコーデとは?
ワントーン、つまりひとつの「トーン」で揃えることを指します。
トーンとは、色調のことです。
色調=明度と彩度を合わせたもの。明度の明るさ・暗さに加え、彩度の高さ・低さなどが同一のものということですね。優しい色調のペールや、鮮やかな色調のビビッド、暗い色調のダークなどがあります。
ワンカラーコーディネートと勘違いしている人が多いのですが、ワンカラーはひとつの「色」を揃えること。ワントーンコーディネートのトーンを揃えることとは別物なので注意。
「色」の使い方を学ぶのもおすすめ。参考になる本をピックアップしておきますね!
ワントーンコーデがおしゃれに見える理由
トーンによって印象が違うため、さまざまなトーンをミックスした着こなしはバランスを取るのが難しく、コントラストが出過ぎてしまう場合があります。
例えば、多色使いしたスタイリングは気をつけないとごちゃごちゃとうるさい印象になりがちです。
一方、トーンを同一にすることによりまとまりが生まれます。
統一感のある洗練された着こなしはおしゃれ上級者のコーディネートに見せることができるのです。
ワントーンコーデをおしゃれ上級者な着こなしにするコツ
ワントーンに揃えることで濃淡や動きが出にくいため、全体がぼやっと、のっぺり見えてしまうことも。
ワントーンコーディネートをおしゃれな着こなしにするためのコツはのっぺり感を回避することですね。
色を変える
全く同じ色・同じトーンでまとめるよりも、色はグラデーションにするなどして変化を持たせ動きを出すことで、全体のバランスが良くなりのっぺり見えなくなるのでおすすめです。
ワントーンコーディネートの良いところは、異なる色を合わせてもトーンさえ統一されていればまとまりのあるおしゃれなコーディネートに見える点。
カラフルにたくさんの色を使うコーディネートにしたいときや、色が散らばってしまったときはトーンを合わせることで統一感のあるコーディネートになりますよ。
素材を変える
濃淡の変化がない分、素材を変えて見た目に動きを出すのも良いですね。
例えばサテンやシルクといった表面がつるんとした素材と、ケーブル編みのニットなどの組み合わせ。極端な例ですが、コーディネートを考えるときにデザインや色、トーンだけではなく素材の表面感にも注目してみると新しい発見があるかもしれませんね。
素材の表面感を見るコツは、凹凸のあるものとないもの、目の粗いもの細かいものというように、素材で動きをつけることを意識してみることと簡単ですよ。
ポイントをつくる
洋服だけワントーンで揃えて、小物にポイントをおく着こなしもおしゃれ。
個性的な柄物のバッグや、差し色の足元、ストール・スカーフといったアイテムをさりげなく合わせるとぐっと上級者なコーディネートに。
アクセントをいくつも作るとポイントでなくなってしまうので、ここでのコツはワントーンの中にお目立ちアイテムを一点投入することですね。
コツを押さえて簡単におしゃれ上級者な着こなしをしよう
ちょっとしたコツを押さえることで途端におしゃれレベルは高まります。
今回のワントーンコーディネートのコツは「色・素材・ポイントつくり」。
コーディネート全体で動きを出すことが重要になっていますよね。
のっぺり感をなくしてしまえば、ワントーンコーディネートは一気におしゃれ上級者な着こなしにすることができます。
そして一言でトーンを揃えると言っても何パターンものスタイルがあるので、試行錯誤して組み合わせを考えながらさまざまな着こなしを楽しみたいですね!